勘違い、読み間違いが多い人へ「読める わかる 解ける 超読解力」
- 2020.01.09
- 読書

「私は本は好きだが、読解力は乏しい」
これは、ブログを書いている私自身の言葉です。
しかし、こういう人は珍しくありません。
こういう経験はありませんか?
- ニュアンスで理解して、勘違いして覚えている
- 理解できない文章をそのままにしてしまう
- 気づいたら読み飛ばしをしている

「本」じゃなくてもSNSの勘違いなんかもあてはまります。
私のよくある経験なため、読解力は乏しいなと感じました。
今回紹介するのは「読める わかる 解ける 超読解力」です。

学生向けですが、大人でも頭を使いながら読むような本ですよ。
この本で一緒に読解力を鍛えてみましょう。
読解力があがらない理由とその対策
「理屈を理解して記憶して実行する」という勉強の定石は、国語も他の教科と変わりません
読める わかる 解ける 超読解力より引用
「読解力があがらない」という話はよく聞きますが、大半の先生は「国語の成績が伸びる教え方」を知りません。
他にも早く読むことを意識しすぎて「読み飛ばし」が癖になっている人もいます。
逆に、読む速度が遅いために成績が悪いという子もいます。正確に読めるのですが、時間が足りないというパターンです。
ではどうすれば速度を上げて正しく読み解くことができるようになるのか?
方式に当てはめると正しく速く読める!
数学と同じように方式に「あてはめる力」が読解力を伸ばすポイントです。
単純なものですと「二軸法」という、対になる文章を探したりするものや、「ビンボースペシャル」などの文章大枠についての方式も記載されています。
これを覚える事で、より早く、より正確に文章を読み解けるようになるでしょう。
著者は善方 威(ぜんぽう たけし)さん
著者の善方 威さんは早稲田大学法学部卒で、中学受験国語強化塾β(ベータ)の国語強化代表です。塾は講師数約20名、受講者数100名もの規模。
塾で使用している独自のノウハウをこの本に詰め込んでいます。
感想:中学受験って難しいんだな!!
はじめに、感じた事。

「中学受験って難しい!」
この一言です。
元々田舎育ちの私からすると、中学受験なんて考えたこともありませんでした。
本の中でも「大人でも難しい!」という内容と理由が書かれており、興味がもてました。
それと「飛ばし読み」について。
本の内容にもあったのですが「早く読むことを意識しすぎた」のは私も同じで、一時期速読などをしたい!と速度をあげることばかり考えていたんですよね。
そんな私にはためになる本でした。
難易度は高いかも?
中学受験用だと思って読んだら痛い目を見ます。
方式を理解するのにも、覚えるのにもしっかり理解して読まなければこの本は読み解けません。私もしっかりと読み解けていません。

ブログをまとめた私も3章4章の方式は覚えるを
「今は」断念したよ。
そのため、この「方式」を使った解き方を実体験で知っているわけではありません。
しかし「受験生は必ず合格する」という実績のある講師のノウハウが詰まった本です。
国語の成績を上げたいという学生さんはお手にとってみるといいかもしれません。
それと、読み間違いが多い人、あるいはある程度本を読み慣れているがもっと早く精確に読みたい人へ。
「方式を使った読み方」を試してみてはいかがでしょうか?
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