学習ならアウトプットしよう!「学び効率が最大化するインプット大全」

学習ならアウトプットしよう!「学び効率が最大化するインプット大全」

情報が爆発的に増えていく現代社会。
新しい技術や商品、戦略が次々登場し、今まで以上に情報を制するものが勝ち抜いていく時代になると予想されます。

たま
たま

2020年で5Gが実装されると、更に情報が増えるとも言われてるね

今回紹介するのは「学び効率が最大化するインプット大全」

読書、勉強、記憶、情報収集などのインプットを、良質な学びへと変えましょう!

インプットの97%は無駄!?

このインプット大全では、ほとんどのインプットが無駄だと書かれています。

ある実験で被験者に「ここ1週間でインターネットで見た情報」を思い出してもらったところ、平均3.9個しか思い出せなかったそうです。1日20個、1週間で140個の情報に触れてると過程すると、情報の3%しか覚えていません。

たま
たま

TwitterとかSmartNewsの情報…そういえば思い出せないや。
かわいい犬の動画を見た!とかしか覚えてない…

ではどうやって覚えるのか?

ポイントはアウトプットをすること。
インプットとアウトプットを黄金比である3:7にすることです。


そして、本に書いてある事を実践する事で、3%だったインプットが90%まで増加します。

では、どのようにアウトプットで学べばいいのでしょうか?

学びたいのならAZでいこう!

効率よく学びたいのであれば、インプットはAZ前提で行いましょう。

たま
たま

AZってなに?さっきまでのアウトプット前提はどこにいったの?

AZとは、著者の樺沢さんが作った言葉。「アウトプット前提」の略です。
おそらく、この本や樺沢さん関係でしか見ないでしょう。

たま
たま

「OUTPUT」だからOZじゃないの?
とかのツッコミはなし。ローマ字読みで考えよう。

なぜインプットだけでは学びを得られないか?

こんな経験はありませんか?

  • 本の感想が「すばらしかった」「いい本だった」しかでなかった。
  • セミナーに参加。「よかった」と思い、その日は頑張ろうと決意。一週間後には内容を忘れてしまった。

このように、いくら良質な知識をインプットしても、記憶に残らなければ意味がありません。

たま
たま

記憶に残っても、知識はもっているだけでは意味がありません。

「何となく読む」「何となく聞く」ではなく、アウトプットなどの目的をもったインプットを知る事で、無駄なインプットを減らし、質の高い学びを効率よく得ることができます。

インプット大全の構成

この本は以下の構成となっています。


本の全体感がわかるよう、CHAPTER1-7まで、一言で表しました。

CHAPTER 1:インプットの基本法則

AZを前提としたインプットが効率の良い学びだという理由や、インプットのコツが書かれています。

たま
たま

CHAPTER 1の実践だけでも効果はあるよ!
でも、慣れないから苦労はするよ!

CHAPTER 2:科学的に記憶に残る本の読み方

本を読むことは学びの最初のステップです。ただの学習法だけではなく、小説や電子書籍の読み方も記載。

たま
たま

はじめて挑戦することがあればしっかり読んでおきたいところ。

CHAPTER 3:学びの理解が深まる話の聞き方

話の聞き方と書いていますが、それだけではありません。セミナーで話を聞く、友人に話を聞く、音楽を聴く…といった様々な「きく」が詰まっています。

たま
たま

聞く、聴く…音楽からの学びが深まるってどういうことだろう?

CHAPTER 4:すべてを自己成長に変えるものの見方

観察力をあげるコツが書かれています。テレビや映画、美術鑑賞、自然の風景など…あらゆるものの見方を変え、インプットへと変化させるコツです。

たま
たま

すべてを自己成長に変えるには観察が大事!「見る」から「観る」に変わるってことかな?

CHAPTER 5:最短で最大効率のインターネット活用術

インターネットは常に情報が更新されています。そう、知識ではなく情報なのです。知識と情報の違いはなんでしょうか?その違いを知った上で効率の学び方を学習できます。

たま
たま

冒頭で出たインプットの97%は無意味に繋がること話。知識と情報の違いを知り、知識を増やそう!

CHAPTER 6:あらゆる能力を引き出す最強の学び方

CHAPTER 2-5以外の学び方です。メンターに会う、旅に出る、食べる、お酒を飲む…などジャンル問わず記載。

たま
たま

食べる、お酒を飲むがインプット…?確かに自分の中に入れてるって意味ではインプット?eatとかdrinkでしょ?詳しくは本を読んでね。

CHAPTER 7:インプット力を飛躍させる方法<応用編>

基礎ができたあとの応用編です。更に学びを加速させたい方向けの内容となっています。

たま
たま

基礎ができた人向け!更にあなたのインプットの質を高めよう!

著者は樺沢紫苑さん

著者は樺沢紫苑(かばさわしおん)さん。作家として30冊もの本を出版。「日本一アウトプットをする精神科医」といわれております。

メルマガ、Facebook、Youtube、執筆活動、出版、新作セミナーと、本人がアウトプットを実践。それを濃密に詰め込んだのがこのインプット大全です。

たま
たま

実践している事を書籍化しているというのは説得力がありますね!

感想:アウトプットして学習しよう!と書いたのがこの記事

このインプット法をできるだけ噛み砕いて理解をしようという想いで記事を執筆しました。

衝撃だったことは、インプットとアウトプットの割合は3:7で良いという事。

本を読む前はインプットを加速して、その分アウトプットを加速しよう!と、インプットを前提という考えで動いていましたが、アウトプットこそ、学びに必要なことという事に気づかされました。

それと、ここまでわかりやすく、網羅的に教えてくれる本を私は見た事がありません。

たま
たま

もっと早くこの本に出会えたら変わってたんじゃ?

アウトプットを実践している人には響く!

感想にて絶賛をしていますが…実は去年の10月に一度出会っているんですよね。

その際はパラパラめくって「ベストセラーというけど単なる知識を集約した本かー」と、買わずにスルー。

すばらしさに気づいたのは「自信がブログやTwitterでアウトプットをするようになってから」

自分がアウトプットで悩んでる時に巡り合ったからこそ「すばらしい」という感覚がはじめて芽生えました。

アウトプットをめんどうくさいからやらない」と思っているうちは本を読んでも変われないかと思います最初に読むのはCHAPTER1だけでも大丈夫です。

まずは少しずつでもアウトプットをしてみることをおすすめします。

余談:樺沢さんとサンクチュアリ出版の考えが好きなので、この本はもっと広めたい

この先は自己満の話になりますので、本の内容には触れません。
気が向いたら読んでください。


この本の出版社であるサンクチュアリ出版ですが、本を読まない人のための出版社だと自負しています。

ふだんはあまり本を読まない人にも、もう一度「やっぱり本っていいよね」って思い出してもらいたい。

サンクチュアリ出版、年会購読メンバークラブSのチラシより

また、本の著者である樺沢さんも、インプット大全ついていたチラシにて「メンタル疾患の予防」というテーマをもって書いた本と書いていました。

  • サンクチュアリ出版の想い:本を読まない人に本を読んでもらうこと
  • 樺沢さんの本へのテーマ:メンタル疾患の予防に役立てたら

私の自己実現で共感できる部分があった

私のブログはあくまでも「自己実現をするための場」として行っています。自分がやりたいことを実現したいというのみで、作っています。

ただ、私の自己実現の中には「はじめての読書」という、読書が苦手な方に向けた記事があります。目的は「本を普段読まない人に本にふれるきっかけを与えたい。」という、私の自己実現とも関わってくるものでした。

それと樺沢さんのテーマ。この「アウトプットする」がうつ病対策、精神疾患の予防になるのであれば、日本はすばらしい国となるでしょう。

物書きとしてまだまだ未熟な身ではありますが、後日CHAPTER1を自分なりに解釈し、図にまとめてアウトプットをしたいと思います。
少しでも、サンクチュアリ出版、樺沢さんの考え方が広まるように。

追加:CHAPTER1を自分なりに解釈しました!