読書が苦手な方へ 本を読み進めるための8つのアイデア

読書が苦手な方へ 本を読み進めるための8つのアイデア

以前、読書が苦手な方が、本に興味をもつための方法をとりあげました。

今回は、それでもどうしても読まない本がある場合のアイデアを8つまとめました。

例えばこんな方におすすめです

  • 会社で「この本を読め」と言われてなんとしても読まなければならない
  • 好きな人が好きな本だから自分も読みたい
  • ある本が読めるとカッコいいと思うから読みたい
  • 技術を習得したいが、今もっている本よりレベルの低い本が存在しない
たま
たま

せっかく買った本だし読み終えたいって気持ちもあるよね?

少しでも読み進めるきっかけになればと思い書きました。

どうしても読みたい本がある場合8つのアイデア

 1.わからなくてもまずは読んでみる

私が最初にやるやり方です。

わからない部分があっても一度見てしまいます。
大切なのは、1回だけではなく何度か読むこと

映画だって、一度目より二度目の方が理解度や気づきは多いですよね。

それは本も一緒です。
ただ、読み飛ばしの部分あったとしても、一度読み終えると「本の全体感」がわかります。

2回目は、本の全体の流れがわかっています。
そのため、1回目よりも内容を予想して読み進めることができます
そして、一度理解した場所も「ああ、この事を言っているのね」と、一目でわかることができます。

そのため、理解できなかった箇所に集中力を残して読めるため、2回目に読んだ方が理解できなかったところをできる事が多くなります。

3回目、4回目と読み直すと、さらに理解が深まります
理解できなかった部分だけを読み直すのもおすすめです。

2.読む目的を再確認する

「なんでこの本を読もうと思ったんだっけ…?」ともう一度自分に問いかけてみましょう。そうすると、次のような気づきがあるかもしれません

  • 本が興味をもった内容と違っていたから別の本を読みたいと思った
  • 本を読みはじめた目的を既に達成している。もしくは課題が既に解決している
  • 目的自体を忘れている。もしくは興味を失っている

考えてみたらこの本に興味があったと思ったら実はそうでもなかったなんて事はよくあります。

「この靴がいい!!」と衝動買いしたら、実際履いたらなんか思ってたのと違う。本だってそんな事はあります。
ホントに読みたいと思った場合にだけ、読んだっていいと思います。

ただ、頻繁して使うと言い訳して読まない本が増えすぎる事もあるため「1」の方法を試してからでもいいと思います。

3.「本の読み方」を変えてみる

読書苦手3

例えば、こんな読み方です。

  • 声に出して読んでみる
  • 興味がある場所だけを読んでみる
  • 内容は読まずに分からない単語を見つけて片っ端から検索してみる。
  • 著者のプロフィールをwikiで調べてみる
  • 著者のTwitterがあるならそれを眺めてみる

読み方を変えると理解ができたり、興味をもてたりすることがあります。

4.「本を読む場所」を変えてみる

家で読もうとすると、誘惑が多いと思います。
図書館やカフェなど、場所を変えると捗るでしょう。

それと厄介なのがスマホ
ついついSNSを見たりゲームをしたりと、多くの人の集中力が切れる原因の一つです。

思い切って家においていってみましょう。

きっと読書が捗るはずです。

5.「読む本」を変えてみる

思い切って読む本を変えてみましょう。

「この本が読みたいのに!?」

と思う方もいるかもしれませんが、厳密には
同じようなことが書いている別の本」に変えてみましょう。

例えば「三國志」が好きだから「三國志」の小説版を読むぞ!!と読んだとします。私も昔挑戦をしたことがありました。
名前や国名だけでも難しい漢字がよく出てきます。
また、古い小説だと和訳が難しくてすんなり頭に入ってこないっという事もあります。

三國志でしたらさまざまな翻訳版が出ていますので、他の翻訳版を探すのも良いかもしれません。

それでもダメなら横山光輝の三國志の漫画を読んで勉強をしてから、読むと、とっつきやすいと思います。

三國志に限ったことではありません。

モチベーションの上げ方の本だって何種類もあります。
しかも、人によって響く方法は違うはずです。

  • 楽してモチベーションを上げたい
  • 努力や根性でモチベーションを上げたい
  • 楽しくモチベーションを上げたい

それと同じことを言ってるのに、ニュアンスの違いで響く時と響かない時もあります
変わりの本があるのであれば、他の本を読みましょう。

6.読書友達を作る

1人でやるより、仲間がいるほうが何かと捗るものです。
友達と集まって読む・・・なんてのはなかなか難しいと思います。
読書会や朝活をしているようなグループもあるようです。
そういう場所に顔を出すのも手かもしれません。

SNSを活用するのも手でしょう。
Twitterで「#読書」と検索をすれば読書好きの人と繋がりたい人はいますから。

そんなわけで、私もSNSはこれから活用してみよう。

7.期限を設けてみる

「3日以内に読む!」など、期限を設けて読みます。

「一ヶ月以内に読む!」などのあまり遠い先だとモチベーションも下がるので、なるべく短い期間でぱっぱと読みましょう。

この方法はなるべく、本当に読まなければならない本。もしくは達成すべき目的がある時のみ使いましょう

やりすぎると、ストレスにより読書が嫌いになる可能性もあります。あまりおすすめはしません。

8.読まないといけないように自分を追い込む

7.期限を設けても読めない場合の最終手段です。

子供であれば親に

来週までに読まなかったら一週間ゲーム禁止する!

大人であれば友達に

来週までに俺が読んでなかったらお前に晩ご飯奢るよ!!

など一方的に約束をして追い込みをかけます。

最悪「読んだ!」と言えばいいだけになるかもしれませんので、

「感想を必ず言う」などルールを設けるといいかもしれません。

こちらも7と一緒でおすすめしませんし、私は試していません。

「目的を達成するためのやり方」としてある本で紹介されていた方法です。

一番大切なのは興味のある本を読む。もしくは読みやすい本を読むこと

今回はどうしても読み進めたい本がある人のために記事を書きました。
しかし、何より大切なのは興味がある本を読むこと。

確かに、他の人がおすすめしてくれた本を読むというのも良いと思います。
あなたの読みやすい本をあげてくれる親友とかでしたら、話もわかってくれると思います。しかし、全員が全員そうとは限りません。
極端な例を挙げると、その人があなたの読解力を考えないで発言する人、更に厨二病だとしたら

「やっぱドグラ・マグラ(読んだ者は一度は精神に異常をきたすと言われる奇書)だね。あれは一回は読んだ方がいい本だ・・・君も読んでおいたほうがいいよ」

なんて事を言ってくるかもしれません。
これは極端すぎる例ですが、よくある例はそこまで理解もしてないのに「7つの習慣」を勧めてくる人なんてビジネスマンはよく居ます。「みんながいい本だって言うから勧めよう」
それと一緒です。

それより大切なのは興味を持って本や活字と触れ合うこと。

興味がある本に出会うまで、本屋の中をぐるぐるとまわってもいいんです。
本屋の中で30分かけたけど、読みたい本に出会えなくて疲れて帰ってもいいんです。

それだけで活字と触れ合えていますから。

行ってみようかな?と思えたら、また別の日に本屋にいってみましょう
本はあなたから逃げません。

あなたが少しでも興味のある本を見つけて、まずはそれを手にとってみましょう!